UE5:StateTree入門:Taskで使えるイベントノードを解説
Taskで使えるイベントノードについて書いていきたいと思います。
StateTreeでTaskを利用するときにメインになるイベントノードは下記の4つかと思います。
◆Event EnterState
◆Event ExitState
◆Event StateCompleted
◆Event Tick
それぞれの発火タイミングについて見ていきましょう!

◆Event EnterState
そのTaskを含むStateに入った瞬間に1回だけ呼ばれる

「初期化処理」であったり「エフェクト開始」や「アニメーション再生開始」などで利用するノードです
★イメージ図★

◆Event ExitState
そのTaskを含むStateから抜けるときに1回だけ呼ばれる

抜けたタイミングで処理が開始されるので、次のノードに行く前の「後片付け」や「各種値のリセット」などで使用するノードです
★イメージ図★

◆Event StateCompleted
Task内で完了(Succeeded/Failedなどの結果を返す)したとき

処理が「成功したのか?」「失敗したのか?」を返してくれます
・目的値に到着:Succeededを返す
・目的地に行く経路が見つからない:Failedを返す
★イメージ図★

◆Event Tick
Taskがアクティブな間、毎フレーム呼ばれる

Task実行中に処理を継続して更新したいあげたいときに使用します
★イメージ図★

まとめ
イベント | 主な入力ピン | 内容 |
---|---|---|
EnterState | Context, Transition, Handle | ステートに入った瞬間の情報 |
ExitState | Context, Transition, Handle | ステートを抜けるときの情報 |
StateCompleted | Context, Result, Handle | タスクが完了したときの結果 |
Tick | Context, DeltaTime, Handle | 毎フレームの処理用データ |
ということで今回は以上になります
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