【ゲーム制作】ヒットストップが重要だって話だ!?UnrealEngine
みなさんはゲーム演出手法の一つである「ヒットストップ」なるものをご存じでしょうか?
「ヒットストップ」とは、攻撃が当たったときや何かにぶつかったりしたときに、時間の流れを一瞬止めることによって、衝撃の手応えや爽快感を調教する演出のことを指します。
桜井政博さんのゲーム作るにはチャンネルで分かりやすく説明されていますので、視聴おすすめです!私も2025年8月25日に拝見させていただきました。
というわけで「ヒットストップ」をUnrealEngineで実装するにはどうしたらいいかを今回は模索していきたいと思います。
まずは時間を止めれるようになりたいと思います!
使用するUnrealEngineのバージョンはUE5.5.4です!
調べてみると「Set Global Time Dilation」というノードがありました!
このノードはゲーム全体を対象として、時間の流れを制御することができるノードということなので、さっそく使ってみましょう!

まずは自分に当たるものを作成する必要があるため、ブループリントアクタを作成しました!

ひとまず当たれば何でもいいです
ブループリントアクタにキャラクターが当たったたら時間の流れを0.1秒止めます!!!

おおおお!!!!
しっかりHit Stopが実装されていますね!
値を調整するだけで、止まる時間を決めることができるので、単純にこれだけの実装でそんなに難しいことはありませんでしたね。
今時間停止だけできている状態なので、少し演出を加えていきます
OverlapイベントとAdd Time Lineノードの間に爆発と爆発音を再生するノードを入れます。エミッターやNiagaraはお手持ちのものを使用ください。

Add Time Lineの後ろには、自分が消すように「Destroy Actor」を配置しました。これで時間経過後に自分はゲーム内から消滅しますね!

ちなみに生成してみたらめちゃいい感じでした!
調べてみると他にもヒットストップ演出では、「攻撃側はストップがかかるが自分はかからない」であったり、「技によってヒットストップの長さ・強度を変える」など、表現の方法は多岐にわたりそうな感じだったので、みなさんもいろんな「ヒットストップ」を試してみるといいかもしれませんね!
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