UE5:FOV(視野角)を知ろう!Field of View
ここ数カ月のうちにアークシステムワークスアカデミーさんのチャンネルで、ギルティギアというシリーズ作品で実際に使用されているトゥーンライン制御テクニック!というシリーズ動画が公開されています!
こちらのシリーズを見させてもらって、とても勉強になったのでUnrealEngineでは実際にどの部分の制御などに関連しているのかを、記事にしていこうと思います。
動画は3本あるので、お時間がある方は是非ご覧ください!面白かったです!
動画一覧
概要

今回の記事では、Part2に出てきた、「ちょっと待て!距離だけじゃない!FOVも!」という部分で紹介されていた、視野角についてUnrealEngineではどうやって調整するの?
どこが制御しているの?という基礎的な内容になっています!
動画では、背面法のアウトラインを制御するには、FOV(視野角)に応じての制御も必要になるからね!みたいな感じで紹介されていました!
FOV(視野角)って?

✅Field Of View(度数法で表現)
カメラが1フレームに収める視界の広さ(角度)を表すパラメータ!
・FOVが広い(数値が大きい)
ワイドレンズのように、広範囲が見える(遠近感が強調される
・FOVが狭い(数値が小さい)
ズームレンズのように、狭い範囲を大きく映す(遠近感は控えめ)
FOV調整方法(UE)

UnrealEngineで、FOV(視野角)は、「BP_ThirdPersonCharacter」に設定されている「FollowCamera」の「Field of View」を調整します。
単純にカメラの設定項目にFOVがあると覚えておけばいいかと思います!

こちらの画像のように、適当なブループリントクラスを作成し、カメラコンポーネントを追加して詳細タブを確認したところ、しっかりField of Vierの項目が存在したため。

ということで、実際にFOVをいじってみましょう!
一緒にいじってみたい方は、デフォルトである「BP_ThirdPersonCharacter」をゲーム内に配置してあげると、カメラも一緒に配置されるので、簡単に確認できます。
右下に表示されているのが、カメラから映し出される映像です!

まずはFOVの角度を90°→120°に変更をしてみました!
視野角が広がったことにより出力されている映像では、キャラクターが小さくなったかと思います!

次にFOVを120°→30°に変更してみました!
すると、出力画面では、キャラクターが大きく見えるようになりましたね!!!

カメラ距離は変わっていないがFOV(視野角)が狭くなることによって、画面に表示される被写体の大きさは変わるよ!というのが分かりましたね!
UnrealEngineでカメラのFOV(視野角)を調整するのはとても簡単でしたね!
動画では、背面法を使うときは、FOVも考慮して制御する必要がある!という部分も併せて説明されているので、詳細はぜひ動画で確認してみてください!
YouTube
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上の動画は、Widgetのスライダーを利用してカメラの距離を変更する!という動画です。
その他過去にはゲーム実況やゲーム制作に関する動画など投稿しています!