リファレンスとは

リファレンスとは、簡単に言うと 「オブジェクト（データ）の所在を指し示すもの」のこと。

ブループリントでは、変数としてオブジェクトを直接持つのではなく、”どこにあるのか”を指し示す仕組みになっている。

リファレンスのイメージ

📌実体（オブジェクト）➡家🏠
📌リファレンス（参照）➡家の住所📍

家の住所を知っていれば、その家に行けるように、リファレンスがあれば、オブジェクトにアクセスできる。

ブループリントにおけるリファレンス

UEでは、多くのデータ（ウィジェット、アクター、コンポーネントなど）はリファレンスとして管理される。

例えば、Remove from Parentを使うには、消したいウィジェットのリファレンスが必要。

リファレンスがないと、どのウィジェットを削除するか分からないため、エラーになる。

✅リファレンスの取得方法

1.変数として保存する（後からアクセスするため）
・Create Widgetしたときに変数として保存する

2.Get Widgetで取得する
・既に画面に追加されているウィジェットを探す
ウィジェットブループリントで追加されているものをGet＋Widget名称で検索することで配置可能

リファレンスを使う具体例

Create WidgetとAdd to Viewportの間にある、作成した変数がウィジェットのリファレンスになります。

Remove from Parentで親のコンテナを元にUIを削除する対象のWBPとして、先ほど作成したリファレンスをTargetに渡してあげることで、正常に処理ができるようになります。

このように、リファレンスを保持していれば、後から操作できるようになります。

💡Point
ウィジェットやアクターを操作するときは、リファレンスを保持しておくのが基本！

【UE5】Remove from Parentの使い方：ウィジェットを消去する方法！【ゲーム開発】